やわらか自動車はすでに開発されていますその2
全体のエアバッグが、万が一歩行者にぶつかったときにふくらんで衝撃を和らげます。
もし世の中の車が全て車外エアバッグを備えたら、日本の死亡事故は大幅に減少するのではないでしょうか。
今の車は、デザインや金属を使った強度と車内の人の安全が優先される傾向が強いために、社外エアバッグカーがどのくらい一般化するかは未知数といえますが、それでもモーターショーで業界や一般に対して、車外エアバッグでの新しい事故防止策を提起できた意義は大きいと言えます。
トヨタ自動車のほかにも、やわらかい車のコンセプトカーは発表されていました。
ホンダの「プヨ」は、ジェル状シリコンの素材を使って作られています。
プヨプヨとした触り心地と、見た目のかわいらしさが特徴の小型燃料電池車です。
ボディがシリコンなので人身事故を起こした場合でも、リスクを軽減できそうです。
海外ではボディがクッションになっている車が登場するなど、死亡事故を回避できるやわらかい車の開発は今後も続きそうです。
ランニングシューズでは足への負担を減らすために様々なJEL素材が開発されています。
もちろん軽量でありながら、揺れを抑える。そして足を痛めないようにするなど。
そういう素材がボディーに貼っていれば、本当に大丈夫かもしれません。
その素材がランニングシューズの場合、2層、3層になっていますから、中々のクッション性だと思います。
テンピュールの枕には負けるかもしれませんね。